こぐまママの日常

新米主婦の日記です。

10月16日

日付が変わってしまったけれど、
昨日が待ちに待った出産の日!


楽しみ過ぎてめちゃくちゃ早起きしてしまい、
ラジオ体操(自己流)をしたり、
無駄に寝たり起きたりを繰り返していました(●´∀`●)



17時には点滴、17時半には手術室入室し、
筋肉注射をし、 
そりゃあもう沢山の管に繋がれ(人生初!)、
周りには助産師さんが大勢いてせわしなく動いているし、
ちょっぴり緊張しながら主治医の先生を待ちます。。


そしてついに先生入室、
硬膜外麻酔と腰椎麻酔を打ってもらい手術開始……!

麻酔を打つときも全然痛くなくて、
意識もバッチリある(*´ω`*)
よーし、いよいよだぞ!

  

あれれ、、
   



物凄い吐き気が(´`:)


「血圧 上が60 下が33」という声が聞こえて
周りの看護士さんたちがまたバタバタしているのが分かりました。

もともと低血圧で上が常に90くらいなのだけど、
こんなに下がって症状がでたのは初めてのことでした。

呼吸も意識しないと出来ないので、
この時初めて【出産は命がけだ】と雷に打たれたように感じました。

恐怖のあまり震えが止まらず、
こりゃいかんと思ったとき
祐介の顔が目に浮かんできたのです。

今近くにいないけど、オペ室の外で待っててくれている祐介。

酸素マスクの中、小声で祐介の名前を呼ぶことで
急に体が温かくなる感じがして、
「弱気になったらいかん!!!!」
と自分を奮い立たせたんですよー


薬を投与してもらい、血圧が安定したところで
どうやらもう既に開腹されているらしいと分かりました笑


開腹からこぐまが出てくるまでは本当にあっという間。


助産師さんたちが私のみぞおちを押して(麻酔で分からないけど、体の動きから察するに相当強い力で!)

私の体の中から何かをぐにょーーんと取り出したのが分かりました。


第一声は、ちょっぴり弱々しく
「ほぎゃ」



それを聞いたら涙が溢れてしまいました。   



「祐介、やったよ~…、こぐまちゃん無事だったよ~」と。

 

こぐまちゃんの泣き声を聞きながら、
私の手術は続きます。
これが長いんだ>_<
 
胎盤が二枚あったことが判明したり、出血を吸引して傷口を縫合したり、
途中で断水(?)してしまい、しばらく待機したり…


しまいには、
他の妊婦さんが大量出血と子宮口が開いているとかで
オペ場の隣で他の妊婦さんのお産が始まったりとハプニング!!!!

本当に出産って何が起きるか分からないんだなぁーと、
また一つ学びました(●´ω`●)



ただ横になっていただけなのに、
手術が終わるとドーッと疲れて
ぼんやりした状態で手術室を出ました。


そして一番最初に会いたかった祐介の顔を見られて、
とっても安心しました。
   


義父さんと義母さんもわざわざ駆けつけてくださって、
よかったと思ったよ!
特に義父さんが嬉しそうだったのはサプライズだったよね(*´▽`*)笑




はぁーーーー!

すごーく長々書いてしまったけれど、
  
私は幸せ者です。
ド級の幸せ者です。




親にも感謝しているけれど、

何よりも支えになっているのは祐介の存在。




妊娠中も励まし、サポートしてくれて

手術中も私達を守ってくれた
   

仕事忙しくて、早く切り上げたり有給取るのだって大変だろうに、
私の気持ちに寄り添ってくれる、包容してくれる





こぐまちゃんが生まれて気分が高揚するというよりも、

幸せを噛みしめて心地よい安心感と守られている感覚で
なんだか不思議な気分です。





これから山あり谷あり、
衝突しちゃうこともあると思います。


でも祐介と一緒なら、大丈夫だって確信しています。


家族も増えて 
眩くて新しい一歩。



祐介と出会えて、本当によかった。